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大病のオンパレード・・妻は大丈夫か! ・・・⑧大腸癌発症、手術 [病気・健康に係る出来事]

お願いすることにしました。
こういったことが2~3回続き、やがて、2012年の冬から春にかけてのことでした。
妻が2~3か月前から便の出がおかしいと言う。
定期的に見ていただいている京大出向のM先生に診てもらうが、妻の話を聞くだけで、便秘対応の”便を柔らかくする薬”が処方されました。
その薬を飲むのだが一向に改善の兆しが見えない。
そういった事が3か月ほど続きました。
薬で改善されることを信じて!
 
ある日、妻がおなかのあたりに違和感があるというので、触ってみると、4~5センチほどのぐりぐりがある。

 しかし、触っているとそのうち、どこえ消えたか全く分からなくなる。
こういった事が数回繰り返されました。
これは、やっぱりおかしいと思い、「恥ずかしがらず、先生に詳しく見てもらいなさい!」と妻に言いました。

その結果はステージ3 リンパ節転移が見られる4に近い大腸癌でした!
大腸がん4.jpg
    大腸癌の進行度

定期的に検査してもらっていたのにもかかわらずこんな結果になるとは!悔やみました。
 やっぱり、肝移植後に飲んでいる”免疫抑制剤の影響が、10年近く経った今に現らわれてきたんだなと!・・・
先生は、万能ではないので、100%かかりつけ医に頼るのではなくて、おかしいと思ったら、専門医に診てもらうことがいかに大切か・・・・
思い知らされた次第です。

大腸がん3.jpg
   大腸癌の増殖・転移

 中央病院で詳しく検査をすると、腫瘍が大腸の肝臓に近い側にあるとの事。
又、大腸の中に2か所ポリーブがありこれは検査してみないと大腸癌がどうか解らないとのこと。
M先生と、中央病院の外科担当の先生が「すぐ手術しないと」と言われる。
「手術はすぐにでもできますよ!」と言われるが、M先生が「手術はどちらでしますか?」と確認してこられる。
 私の考えでは、妻の場合は肝移植をしている事、癌が肝臓の近くにある事に加え、もし前回の手術で腸の周囲に癒着があった場合に、
肝移植の時の先生とのコンセンサスが、必要になる事があるのでは!と予想したのです。
京大病院での手術を希望しました。

すぐM先生が、京都病院の移植科の先生と連絡を取ってくださいました。
移植科の先生が、循環器外科の先生と話し合って下記の様な指示をされたのです。
「京大病院に、すぐ来るように!」、翌日中央病院での検査データーを持って京都に向かいました。
移植科の先生とお会いしてお話を伺うと、予想したとうり「もし肝臓に癒着があり、問題が発生するといけないので、
手術は循環器外科の先生が担当しますが、自分たちは待機しておきますから」との事。「今から循環器外科へ行って下さい。」と言われるので、待つことなく循環器外科の先生にお会いすることが出来ました。
先生がおっしゃるには、「手術予定は3か月間後まで全部詰まっている」との事。
その間1件だけ、患者さんの都合で手術が取りやめになった日が有りました。
「その日にしましょう!その日でいいですか?」と!聞かれるので、少しでも早く手術して欲しいという願望があったので・・・
二つ返事で「お願い致します」と言いました。
それでも妻の手術日は、1か月後でした。
しばらくの間待つことになるので、「2箇所のポリーブは中央病院で内視鏡で切除してもらっときましょうか?」というと・・・
「そうして下さい」と・・

 京大病院でのペット検査でも結果は同じでした。
 CTスキャンの検査が、大腸がんを発見するベストな方法なのですが,訳あってCTスキャンの検査が出来なかったのです。
と言うのは、妻の場合、造影剤にアレルギーを持っており、造影剤の注射によって、一度低血圧を起こして死にかけたことがあったからです。
大腸がん2.gif
    CTスキャンによる検査

今後、全てがペット検査に頼ることにならざるを得ませんでした。 
京大病院から帰るとすぐM先生に結果報告をして、ポリーブ除去手術の手配をしていただきました。
結果は幸いにも2か所のポリーブには、癌細胞は見つかりませんでした。

 8月27日の手術日の2日前に京大病院へ入院しました。
前もって検査がある為です。
検査結果は特別変わった事はありませんでした。

27日に予定どうり手術が行われました。
 手術は1時間程で済み、循環器外科先生が待合室に見えられ「手術は予定どうりにできました。
大腸癌が大きくて、その癌が小腸に癒着していたので、大腸がんの部位とその癌で癒着した小腸の部分を切り取りました。」と・・・
その切り取られた部位を見せてくださいました。
見ると大腸の部分7センチ位とそれに癒着した小腸の部位5センチくらいのものでした。
先生が言われるには「他に何か所かリンパ節に転移が見られ、その部位のすべてを切除しました。」との事
 聞くと予想どうりステージ3よりも4に近い状態でした。
回復が思ったより早くて、約1週間で退院する事ができました。

 それから、再発防止の為に2週間の抗癌錠剤が投与されました。
 自宅で錠剤を呑むだけです。
3か月後に術後の検査することになりました。
 検査1回目の結果は、再発の兆候も見られずよかったのですが
次の3か月後の検査は、ペット検査で赤く出たので先生が心配されていました。
「免疫抑制剤を飲んでいるとこんなにも早く癌が発症するのかな・・」と不機嫌そうに言われました
それでも「自分では判別が難しいので後で専門医らに診てもらうから、後日電話で連絡しますから」といわれた。
後日、先生から電話がかかってきました。
「検討結果6:4 (6が再発で4が癌と違う)で疑いありでした。
また3か月後に来院してください。」と言われる。

ところが次の3か月後の検査では、全く大きくななっていませんでした。 検査を重ねていくにつれ状態がよくなっていきます。
2015年の1月の検査では小さくなり、さらに5月の検査ではさらに小さくなっているではありませんか?
先生が「抗癌剤は飲んでいませんね?」と不思議そうな顔をされる。!
癌の再発ではないのかも」と今度はそちらの確立が高くなりました。


・続きは「大病のオンパレード・・妻は大丈夫か?・・・その後」 で


  関連リンク先      1   2   3   4   5   6   7   8

① 悪性リンパ腫と診断されるまで 
② 病名を告げられる 悪性リンパ腫と
③ 悪性リンパ腫の治療を終えて退院 やがて劇症肝炎に
④ 病名は劇症肝炎!!
⑤ 劇症肝炎が命取りに!救う方法は肝移植 不思議・・息子の血液型がA型からO型に?
⑥ 生体肝移植へ! 日本発の症例で 疑問視する人も? 
⑦ 手術が終わって やがてリハビリへ!! 意を決して退職!!
⑧ 大腸癌発症、手術




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