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風邪だと思ったとき絶対やったらいけないこと!その裏に隠れた恐ろしい病気とは? [病気・健康に係る出来事]

 風邪をひいたな!と思ったら、大半は前回のブログで対処していただけたら十分だと思います。
但し、風邪の症状の裏に隠れた恐ろしい病気が潜んでいる場合があります。
今回のブログでは、そういったところに焦点をあてて見たいと思いまし。


   『風邪はノドから・・・』その体質に潜む病気

 咳(せき)をしたときなどに、口から出てくる”チーズのような固形物体”。
食べカスだと勘違いした方も多いかと思いますが、この「固形物体」は、チーズのようでつぶすととってもクサいんです。
 知っている人の間では「膿栓(くさい玉)」あるいは「ニオイ玉」と呼ばれています。

ブログでは、様々な病気のサインである、口から出てくる「謎の玉」の正体ついて詳しく調べて見ました。
ただの痰とか食べかすだろうから、問題ないんじゃないの?と思ったら大間違い!
じつは、この謎の玉が、腎臓病や肌荒れ、肩こり、関節炎、心臓病、大腸炎、失明など、全身の病気と深い関係があることが明らかになったのです。
 実は誰でもできる可能性のある「謎の玉」と病気の驚きの関係から治療法、予防法など、最新情報をお伝えします。

     あなたも口呼吸してるかも!?

 こわーい慢性扁桃(へんとう)炎の原因になる「口呼吸」。
「あれ、あなた口呼吸してない?」と言われたことがありませんか?。
自分は口呼吸じゃない、あるいはまったく認識してなかったため思わず、否定してしまった事が有りませんか?
 指摘された後で、自宅でテレビを見足り家事をしたりしている時に、窓に反射した自分を見たら・・・見事に口が開いているってことありませんか?

 でも、よくよく思い出してみて下さい。
のどが渇きやすい、唇が乾きやすい、歯並びが悪い・・・
思い当たる節がいくつもあると思います。
 口呼吸は、なかなか自分で気づけない、と実感。
自分は大丈夫!と思っている方も、よーく意識してみてください。あなたもショックを受けるかもしれません・・・。

「ニオイ玉」の正体は細菌の固まりだった!?

 10年以上前からニオイ玉が頻繁に出てきたAさん。
FIG1L  扁桃についた膿栓(ニオイ玉)のできる場所
fig1l.png

FIG2L  扁桃についた膿栓(ニオイ玉)実物 
fig2l.jpg

ただの食べカスだと思い、あまり気にしていませんでした。
8年前、急に体調を崩してノドの痛みが続き、なぜか突然血尿が出たそうです。
すぐ病院で検査を受けたところ、なんと腎臓病と告げられたのです。

 以前からノドに違和感があったBさんは、ある日手足にブツブツができたため、病院に行ったものの診断結果は原因不明……。
その後、症状は悪化し、しまいには常に手袋をして生活するはめに。
爪までボロボロになり、ひどいかゆみに襲われたそうです。

 2人の共通点は、ノドの違和感や「ニオイ玉」のほかに、風邪をひくとき必ずノドの痛みから始まることもありました。
じつは、2人の病気は扁桃(へんとう)に原因があったのです。

 実際、専門家に「ニオイ玉」を詳しく分析してもらうと、細菌のかたまりであることがわかりました。
正式名は「膿栓(のうせん)」と言い、何百種類の細菌が扁桃のボコボコ部分を栓のように塞いでいたのです。
ではなぜ、扁桃についた膿栓(くさい玉)がさまざまな病気を引き起こすのでしょうか。
FIG3L  扁桃についた膿栓(ニオイ玉) 
fig3l.jpg  

体を守る免疫細胞の誤った指令が 全身の病気を引き起こす!

 「ニオイ玉」は、じつは生きている細菌ではなく、死んだ細菌のかたまりでした。
細菌が、ノドから体内へ侵入しようとすると、扁桃で免疫細胞のT細胞との戦いが始まります。
この状態がいわゆる扁桃炎。
この戦いで細菌が死ぬと、あの「ニオイ玉」になるのです。
 ところが、戦いが長引くとなぜかT細胞は、体のあちこちにいる免疫細胞に間違った指令を出して自分の体を攻撃してしまいます。
つまり、全身にさまざまな病気を引き起こしていたのは、「ニオイ玉」ではなく、自分の扁桃にいる免疫細胞が犯人だったのです。

 扁桃のような免疫を担うリンパ組織は、体のあちこちにあり、それぞれT細胞がいて細菌から体を守っています。
なぜ、扁桃で戦っていたT細胞だけが暴走するかというと、体にあるリンパ組織の中で唯一扁桃だけが外に露出しているから。
 体内のリンパ組織が細菌の攻撃にさらされるのは、傷口から菌が侵入した時など限られています。
扁桃は常に口から侵入する細菌と戦わなくてはなりません。
扁桃についたニオイ玉は、いわばT細胞が懸命に戦ったサイン。
扁桃のT細胞は、常に戦いを強いられて疲れやすいため、誤った指令を出しやすいのです。


慢性扁桃炎は薬で治療。全身の病気には、扁桃を摘出する手だてもあり!

 扁桃が慢性的に炎症を起こす状態は、「慢性扁桃炎」と言います。
扁桃が全身の病気を招くメカニズムは、解明され始めたばかりなので、どういうタイプがなりやすいかははっきりとわかっていません。
そのため、いかに早く慢性扁桃炎に気づけるかがポイントになります。
 ノドのイガイガ感や違和感が1か月以上続いたり、膿栓が月に3〜4回、3か月以上続いたりした場合は、慢性扁桃炎の可能性が高いと考えられます。
慢性扁桃炎は、炎症を抑える薬やうがいで治療でき、また膿栓も取り除くことができるので、心当たりのある人は耳鼻科にご相談ください。

 もし、慢性扁桃炎から全身の病気になってしまったら、扁桃を摘出することで治療が出来ます。
番組に出ていただいた、IgA腎症という腎臓病を患ったAさんと、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という肌荒れに悩まされたBさんは、扁桃を摘出する手術を行い、2人とも症状が改善しました。
扁桃を摘出しても、免疫力は体の他のリンパ組織が補ってくれるため落ちる心配はありません。


口呼吸をしている人は慢性扁桃炎になりやすい!?

 慢性扁桃炎になりやすいのは、口呼吸をしている人です。
口呼吸は、口が渇きやすく細菌が繁殖しやすくなるだけでなく、空気中の細菌が直接扁桃に当たりやすくなってしまうのです。
口呼吸をやめて鼻呼吸にするだけでも慢性扁桃炎の予防に効果的です。
 口呼吸には、口の周りの口輪筋という筋肉の衰えと、クセという2つの原因があり、それぞれ対策が異なります。
口輪筋が衰えているかどうかは、自宅で簡単にチェックできます。水1リットルを入れたペットボトルの口部分にタコ糸を結び、タコ糸の片方にボタンをつけます。ボタンを歯と唇の間に入れて、口輪筋だけの力で持ち上げられるかを調べます。持ち上げられない場合は、口輪筋が低下している証拠といえます。
 クセの口呼吸を治すのにおすすめなのが、認知行動療法と呼ばれる治療法です。
例えば、部屋の目立つところに星マークなどのシールを貼り、それを見るたびに口を閉じるよう意識します。
たったこれだけでも十分改善することができるのです。

※口輪筋トレーニングの詳細はお役立ち情報をご覧ください

今回のお役立ち情報

 慢性扁桃(へんとう)炎について

 免疫を担うリンパ組織のひとつである扁桃が、慢性的に炎症を起こす状態を「慢性扁桃炎」と言います。
扁桃についたニオイ玉と呼ばれる膿栓は、免疫細胞が体に侵入する細菌と戦っているサインです。
慢性扁桃炎を放っておくと、腎臓病や肌荒れ、肩こり、関節炎、心臓病、大腸炎、失明など、全身のさまざまな病気を引き起こすことがあります。
ノドのイガイガ感や違和感が1か月以上続いたり、膿栓が月に3〜4回、3か月以上続いたりした場合は、慢性扁桃炎の可能性が高いと考えられます。
慢性扁桃炎は、炎症を抑える薬やうがいで治療できます。また、膿栓も取り除くことができるので、心当たりのある人は最寄りの耳鼻科にご相談ください。
FIG4L  扁桃炎の画像 
fig4l.jpg

 慢性扁桃炎が原因の症状について

慢性扁桃炎を放っておくと、全身に様々な症状がでることがあります。
IgA腎症という腎臓病や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という肌荒れはその一つです。
こうした全身に重い症状がでた場合、治療の中には扁桃を手術で摘出する方法もあります。
扁桃を摘出しても、免疫力は体の他のリンパ組織が補ってくれるため落ちる心配はありません。

 慢性扁桃炎になりやすい口呼吸の改善法について
慢性扁桃炎になりやすい口呼吸は、口輪筋という筋肉の衰えと、クセという2つの原因があります。
それぞれの改善法は次の通りです。

 口輪筋トレーニング

・用意するもの ペットボトル/直径3cmほどのボタン/タコ糸
【やり方】
 ボタンにタコ糸をつけたら、タコ糸の片方をペットボトルの口部分に巻きつけます。
ボタンを歯と唇の間に入れて、口輪筋だけの力で水を入れたペットボトルを持ち上げます。
まずは自分がギリギリ持ち上げられる水の量を調べます。
そこから半分の水を抜いてトレーニングします。
ペットボトルを「5秒間持ち上げては5秒間休む」を1日20回を目安に行います。
このトレーニングで、口輪筋の持久力が2週間で50%アップしたデータもあります。
(誤えんなどに注意して、無理せず行ってください)


 認知行動療法によるクセの改善

部屋の目立つところに星マークなどのシールを貼り、それを見るたびに口を閉じるよう意識します。
口が開いていることを意識するだけでも、十分改善することができるので、おためしください。



引用: NHKためしてガッテン『風邪はノドから・・・』その体質に潜む病SP


参考リンク先: 風邪だと思った時 絶対やったらいけないこと! 


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