SSブログ
スポンサーリンク



コーヒーを飲もう!知って得するコーヒーの健康効果と実践(2) [健康サプリ・病気の予防対策]

   3  コーヒーの薬用効果について詳しく調査してみました。
 3-1 ・コーヒーにがん予防効果がある
     ・コーヒー1日4杯で大腸がんの再発リスクが低下するとの研究結果
     ・1日5杯飲むと乳がんのリスクが下がるとの研究結果

 3-2 ・コーヒーを飲むとお通じが良くなる
 3-3 ・1日3杯のコーヒーで脂肪燃焼効果に期待も
 3-4 ・コーヒーでうつ病リスク軽減
 3-5 ・コーヒー焼酎は健康的!?
 3-6 ・コーヒーダイエットを成功させるコツ5つ
 3-7 ・見肌効果

3-1 ■コーヒーにがん予防効果がある
 ガンになる人の統計はありませんが現在、日本人の1/3はいわゆるガン死です。
これは1/3以上のひとがガンを経験する事を意味しています。
ガン予防に効果的な生活習慣があれば良いですね。コーヒーは動物実験では食道癌、胃癌、結腸癌、直腸癌の発育を抑えます。
日本人では、コーヒー党は直腸癌、胃癌が少ないと報告されていました。
これに加えて最近、コーヒー党は肝癌も少ないと報告されました。食後にはコーヒーは、いかがでしょうか。
 一時期、コーヒーには発癌性があるとされた事があります。
その後の研究で喫煙、飲酒の影響が間違ってコーヒーの影響とされた事が判りました。
コーヒーは発癌に関しては無罪となりました。
FIG1V  コーヒー等に朗報
fig1v.png

逆に、コーヒーの成分の分析から制癌作用がある可能性があります。
その成分はクロロゲン酸といいます。
酸とアルコールが結合するとエステルと呼びます。
クロロゲン酸は、酸とついていますがコーヒー酸とキナ酸(一種のアルコール)が結合したエステルです。
実はクロロゲン酸はコーヒーの香りそのものです。
クロロゲン酸には、その構造からいわゆる抗酸化作用があります。
コーヒーは動物実験では食道癌、胃癌、結腸癌、直腸癌の発育を抑制する事が確認されています。
 コーヒーに含まれるクロロゲン酸や、クロロゲン酸が分解してできるカフェ酸は、がんの発生や増殖、転移を抑える。
最近ではがん予防効果について研究が進んでいる。
例えば1日1杯以上飲む人は、肝臓がんによる死亡リスクがまったく飲まない人の半分に、3杯以上なら胃がん発生率が半分になるという結果も。

■コーヒー1日4杯で大腸がんの再発リスクが低下するとの研究結果
 厚生労働省研究班により、コーヒー摂取と大腸ガンの関連についての論文が発表されました。
40~69歳の男女約10万人を対象に、約10年間追跡調査した大規模なものです。
研究の結果、男性では、コーヒー摂取と大腸がんの関連はみられませんでした。
一方女性では、特に結腸浸潤がんにおいてコーヒー摂取によるリスク低下がみられました。
これは、下記のようなコーヒーの作用・成分によって予防されたためではないかと考察されています。

・腸内の胆汁酸や中性ステロールの濃度が抑えられる。
・腸の運動を活発にする。
・高血糖を防ぎ糖尿病を予防する。
・抗酸化作用を持つカフェインやクロロゲン酸、発がん物質に対抗する作用を持つ成分が含まれる。

また、男性では予防効果が無かったことについて、9割以上の人に喫煙または飲酒があったためではないかということです。
※喫煙・飲酒の大腸ガンへの影響は、強いそうです。

 コーヒーの場合、豆の種類、焙煎の程度、入れ方によって成分が変わってしまいます。
簡単に何杯が良いということはできません。
また、多ければ効果が高いと言う報告もありません。
コーヒーと心臓病との関係については現時点では明確な関係は否定されていますが欧米では研究は続行中です。
通常の生活では食後を含めて5杯程度までが妥当な杯数ではないでしょうか。
 米ダナ・ファーバーがん研究所の研究チームは第3期の大腸がんで手術と化学療法を終えた女性患者約1000人に、日ごろ飲んでいるものを報告してもらった。
大腸がんの第3期は、がんが最初に発生した場所の近くにあるリンパ節にがんが広がっているが、それ以上の転移はまだない状態。
治療後の再発率は約35%で、ほとんどが5年以内に再発するそうだ。
分析の結果、コーヒーを1日4杯以上飲んでいる、すなわち1日460mg以上のカフェインを摂取している場合効果がある。
コーヒーをまったく飲んでいない人に比べて再発率が42%低下することが分かった。
死亡率も33%低下する。
 1日2~3杯でも再発率はやや低下するが、コーヒーをまったく飲まない場合、再発予防効果はほとんど認められなかったそうだ。
研究チームは、こうした効果が得られる理由として、カフェインの摂取によってインスリンに対する感受性が高まり、結果として炎症が抑えられるためではないかと仮説を立てている。
今回の研究だけで、カフェインに大腸がんの再発予防効果があると断言することはできず、さらなる研究が必要とのこと。
研究を率いたCharles Fuchs医師は「大腸がんの治療中で、コーヒーを飲む習慣があるなら、やめないほうがいいでしょう。
しかし、これまで飲む習慣がなかったのなら、まずは主治医に相談してください」と述べている。

  ■1日5杯飲むと乳がんのリスクが下がるとの研究結果

●乳がん女性とコーヒーの関連を調べるコホート研究
 今回の研究では、スウェーデンと英国の研究機関や大学の研究チームが2002~2012年の間に
初期の浸潤性乳がんと診断された24~99歳の女性1,090人を登録し、コーヒーの摂取量とがんの特性および生存率の関係を調査した。
 手術前に、体測値と胸囲の測定、および詳細な質問票により出産歴、投薬使用、喫煙、アルコールならびにコーヒー摂取などの生活要因の情報を集め、コーヒー摂取は低頻度(1日に1杯以下)、中等度(1日に2~4杯)、または高頻度(1日に5杯以上)に分類した。
2013年1月以前の時点で、乳がんの初再発、無病期間あるいは死亡のいずれか最初の情報が得られるまで追跡調査した。
 対象者のうち半数がタモキシフェンを服用していた。
タモキシフェンはエストロゲンががん細胞に結合するのを阻害することによりがん細胞の増殖を抑制するER陽性乳がんの再発予防薬で、現在では治療後5-10年の服用が推奨される。

●コーヒーによる腫瘍抑制効果―タモキシフェン服用乳がん女性では、再発リスクが49%低下
コホート研究の主な結果は、次の通りである。
・2杯~5杯以上のコーヒー摂取を報告した女性は、コーヒー摂取が1杯以下の女性と比較して、浸潤性の原発腫瘍のサイズが小さかった。
・2杯~5杯以上のコーヒー摂取は、コーヒー摂取が1杯以下の女性と比較してER陽性腫瘍の割合が低いことと関連があった。
・2杯~5杯以上のコーヒー摂取は、タモキシフェンを投与されていたER陽性腫瘍を有する女性の乳がんが再発するリスクが49%低下したことと関連があった。
(調整ハザード比 0.51; 95%、信頼区間 0.26-0.97)。

●コーヒーはがん細胞の増殖を抑制する可能性
 研究者らはまた、コーヒーに含まれる2つの物質、カフェインとコーヒー酸が乳がんの増殖に影響を及ぼす
可能性のメカニズムを調査するため、ヒトの乳がん細胞を用いた細胞実験を実行した。
実験では、タモキシフェン併用あり、またはなしのヒト乳がん細胞を、48時間カフェインまたはコーヒー酸にさらしてそれらの抗がん作用を調べた。
カフェインとコーヒー酸は、乳がん細胞に対して他の影響も及ぼしており、細胞増殖を遅らせたり、細胞死を促したりすることを発見した。

●さらなる研究の必要性、コーヒーの副作用に注意
 研究者らは、コーヒーが腫瘍細胞のタモキシフェンに対する感受性を高めてがん細胞の増殖を抑制する
ことや、がん細胞の成長に必要なシグナル伝達経路のスイッチを切る可能性も指摘している。
しかし、今回の結果は交絡因子が影響している可能性もあり、乳がんに対するコーヒーの効果が証明されたとは言えず、さらなる研究が求められる。
また、1日5杯以上のコーヒー摂取で不眠症、易刺激性、胃のむかつき、心悸亢進を招く可能性があり、副作用への注意も必要である。

 つまり、コーヒーを3杯以上飲むことで乳がんリスクをかなり抑えられることになる。
このメカニズムについては明らかではないが、研究チームはコーヒーに含まれる抗酸化物質が細胞の損傷を防ぎ、がん化を阻止していると推論している。
 一方で、1日1杯以上紅茶を飲む人では、まったくコーヒーや紅茶を飲まない人より乳がんを患うリスクが19%高いことも明らかになった。
カフェイン摂取はメリット・デメリットの両方があるが、「毎日コーヒーが欠かせない」という女性にとっては嬉しいニュースだ。
研究結果は専門誌「International Journal of Cancer」に掲載された。
FIG2V 写真はイメージです 内容とは無関係
fig5.jpg

                    3  4  5

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0


スポンサーリンク



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。