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自分の排便リズムを知って異常ならば対策を! [病気・健康に係る出来事]


年々、加齢とともに便秘で悩むことが多くなってきました。
毎日スッキリ出して、便秘とさよなら!したいのですが!なかなかそうはいきません!!
 便秘解消の為には、「生活習慣を規則正しくすることが大切」とよく言われてきました。
つまり、食事や睡眠の時間といった生活リズムを一定に保つこと」で、腸の働きも正常になり、自分の排便リズムが作られていきます。
その第一歩の、「朝ごはんをしっかり食べる」「1日3食の食事をなるべく決まった時間にとる」「夜更かしせず、睡眠時間を確保する」こと。
健全な生活リズムの基礎となるこの3つをできるだけ守って、毎日出せる自分の排便リズムをつくりましょう。・・・とか?
実践してみるが全く効果なし!
そこで真面目に、便秘についての有益な情報を集めてみる事にしました。
FIG1N 排便
fig1n.jpg

      日本での便秘の基準
日本での便秘の基準は、学会によって出している基準が違う様です。。
・日本内科学会では、 ・・・3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態を言います。
・日本消化器病学会では・・・排便が数日に1回程度に減少し、排便間隔不規則で便の水分含有量が低下している状態(硬便)を指す。

      明確な定義はありません。
これらのことから、便秘とは
 排便の回数が減る
 排便が困難
 排便はあるがすっきりしない
 排便がない

 などの症状があることであると言えますが、これらの症状には環境や個人の体質など個人差が大きく影響し、便秘を客観的に定義付けようとするのは困難であると言えるようです。
 つまり、排便が毎日あっても苦痛や残便感などがある場合は便秘である。
 一方、排便が3日に1度でも苦痛や残便感、腹部膨満感などの症状がなければ便秘であるとはいえないということなのです。

 NHKの番組で紹介された「ためしてガッテン」で同様な事が発表されていました。
自分は便秘で「大腸癌だろうか?」とか「大きな病気が自分の中で進行しているのではないだろうか?」とか勝手にお悩みのあなたに有益な情報となればよいと願っています。
実は私もそういった症状で悩む中の一人なんです。・・・

 記憶に残っている”私にとってとても有益だった放送内容”をかいつまんで、紹介してみたいと思います。

健康便秘! スッキリ大革命
 出てほしいときに出てくれず、苦しくて時には気持ち悪くもなるつらーい「便秘」。
そんなしつこい便秘に悩む人たちのおなかを詳しく調べてみたところ、大きな誤解があることがわかりました。
じつは、それさえ見分けることができれば、たった1日で治すこともできるのです!

 ある誤解が原因で起こる2つのタイプの見分け方や、便秘薬の意外な落とし穴、便をすっきり出すためのワザなどもあわせてご紹介されました。

便秘薬の飲みすぎでかえって便秘が悪化する!
小さい頃から便秘に悩んできたAさん。
食生活に気をつけたり、ツボ押しマッサージをしたり、便秘薬を毎日飲んだりなど、あらゆる対策をとってきたものの、一向に改善しませんでした。
そこで病院で診断を受けたところ、「大腸黒皮症」と診断されたのです。
原因は、便秘薬の飲みすぎでした。
 Aさんが飲んでいた薬は、大腸を刺激する成分が含まれており、その成分が腸の粘膜を刺激することで腸の蠕動運動を起こして排便を促します。
ところが、長期間服用し続けると、その刺激によって粘膜細胞が死んで蓄積されます。
これが、黒ずみの原因です。
つまり、大腸黒皮症は便秘薬を長期間飲み続けていたサインなのです。
ただし、体に害がある病気ではありません。

 市販されている便秘薬のうち、約8割に大腸を刺激する成分が含まれています。
飲み続けることで薬の耐性がでて、効きにくくなるおそれがあります。
市販の刺激性成分の入った便秘薬は、自己判断で飲みすぎず、旅行のときや体調の悪いとき、症状がひどいときなど、突発的に起きたときに飲むのが基本です。

※大腸黒皮症の原因になるのは、アントラキノン系と呼ばれる刺激成分です。
また、腸の黒ずみは、薬の服用を減らすことで元に戻ります。

真面目できちょうめんな人は「思い込み」の便秘かも!?
しつこい便秘に悩む人に多く見られるのが、「毎日出さなきゃ気がすまない」という思い込みです。
真面目できちょうめんな人ほど、その思いが強いようです。
「毎日排便しなきゃいけない」と思い込むと、心配のあまり薬を飲み続けてしまい、かえって便秘が悪化してしまうのです。
そもそも排便の正常範囲は、週に3回以上、1日3回以下。
つまり、2~3日に一度排便できていれば、便秘ではありません。

 高齢になると便秘に悩む人が増えますが、本当は便秘でない人も多いと考えられています。
排便機能の衰えは老化現象の一種なのに、昔より便の量が少なかったり、固かったりすると便秘だと勘違いしやすいのです。
ただ、残便感やおなかの張り、痛みなどがある場合は、病院の診断を受けることをおすすめします。


水溶性の食物繊維もとって便をやわらかくする!
しつこい便秘の原因が、食物繊維のとりかたにあることも。
5年前に仕事をやめてから便秘が徐々に悪化したBさん。
ある日、トイレに行くと便がボールのように落ちる感じがし、おなかの中でも何かが動いたそうです。
そこで、病院の診断を受けたところ、便が巨大な玉となって大腸の出口を塞いでいました。
緊急処置で事なきを得たBさんは、医師に食生活が原因と言われました。
Bさんのようなケースは、食物繊維のとりすぎが原因です。
じつは、食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があり、不溶性だけをとりすぎると、かえって便秘になりやすくなるのです。
不溶性の食物繊維は便のカサを増して、腸のぜんどう運動を促す働きがあります。
ですが、高齢者など、腸の機能が衰えている人がとりすぎると、ぜんどう運動が起きず、水分が腸に吸収されて便がかたくなり、かえって便通が困難になってしまいます。
一方、水溶性の食物繊維は便をやわらかく、滑りもよくする働きがあるので、2タイプの食物繊維をバランスよくとることが大切です。


前かがみの姿勢で便をすっきり出す!
排便の理想は、いきまずにするっと出すこと。
そこでおすすめするのが、「前かがみの姿勢」です。
排便をスムーズにするなら、まっすぐに座ってするほうが腸がまっすぐになってよいかと思いきや、そうではありません。
下の写真でわかるように、背筋を伸ばして座ったほうが直腸の角度が鋭角になってしまいます。


 そこで、前かがみの姿勢になれば、直腸から肛門のラインがまっすぐになりやすいので便を出しやすくなるのです。
体がふらつきやすい高齢者や足が床につかない子どもの場合は、お風呂のイスを踏み台として使えば、しっかり前にかがむことができます。
FIG3N 排便の前かがみの姿勢
fig3n.png


今回のお役立ち情報

便秘薬について
 市販されている便秘薬のおよそ8割に、大腸を刺激する成分が含まれています。
そうした刺激性成分を含む薬を長期間漫然と飲み続けると、効きにくくなり、さらに、自分の力で腸の動きを起こせなくなっていきます。
すると、かえって便秘の症状が悪化することがあります。
刺激性成分の入った便秘薬は、旅行のときや体調の悪いときなど、突発的に起きた便秘や、症状がひどいときに飲むのが基本です。
1週間程度服用して、症状が改善しない場合は、内科などを受診してください。

<大腸を刺激する成分>
センナ・ダイオウ・アロエ・センノシド(センノサイド)・カスカラ・ビサコジル・ピコスルファートナトリウム

毎日出さなきゃ、にこだわらない
通常、排便は週に3回以上、1日3回以下が正常な範囲なので、毎日出なくても心配はありません。
ただし、回数にかかわらず、ひどい残便感やおなかの張り、痛みなどがある場合は、医師の診断を受けることをおすすめします。
FIG2N  ストレスで便通が悪い 
fig2n.png 

食物繊維について
食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があります。
不溶性の食物繊維は便のカサを増して、腸の動きを促す働きがありますが、高齢者など、腸の機能が衰えている人の場合はその効果が現れないことがあります。
するとその間に水分が腸に吸収されて便が固くなり、かえって便通が困難になってしまいます。
一方、水溶性の食物繊維は便を軟らかく、滑りもよくする働きがあるので、2種類の食物繊維をバランスよくとることが大切です。
・不溶性の食物繊維を多く含む食品:玄米・大豆・キャベツ・かぶ・春菊など
・水溶性の食物繊維を多く含む食品:エシャレット・大麦・わかめ・ひじきなど
・両方を多く含む食品:納豆・ごぼう・じゃがいも・キウイ・プルーンなど
すっきり排便する方法について

排便をスムーズにするには、前かがみの姿勢がおすすめです。
実は、まっすぐの姿勢よりも、前かがみになったほうが直腸と肛門の角度が緩やかになるため排便しやすいのです。
 
体がふらつきやすい高齢者や足が床につかないお子さんの場合は、お風呂のイスなどを踏み台として使えば、しっかり前にかがむことができます。




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