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秋の味覚 サンマ(秋刀魚)を食べよう!  美味しいだけでなく栄養も豊富! [日本の味覚]

 秋の味覚と言えば、色々なモノが思いつかれるのではないでしょうか。
マツタケ、秋ナス、サツマイモなどなど…そして、秋の魚と言えばやはりサンマですよね。
サンマは秋の味覚として、ただ美味しいだけでなく、健康に良い栄養素もたくさん含まれています。
今回私ののブログでは、そんな秋の味覚サンマについて、おいしさの秘密・おいしさを際立たせる調理法等を、ご紹介してみたいと思います。
FIG1B  サンマのおいしい食べ方
fig1b.jpg

           サンマ!おいしさの秘密
 サンマの寿命は1年から1年半と言われています。
5年以上生きるマアジやマイワシなど他の大衆魚と比べても、とても短いのです。
その寿命の短さがサンマ独特のおいしさを生んでいるのを知っていますか?
サンマは鹿児島から福島の沖合の黒潮海域で生まれ、北上します。
 寿命の短いサンマは早く大人になり子孫を残さなければなりません。
そこで北海道沖合の栄養豊富な海域でエサをいっぱい食べ、脂を一気に蓄えます。
そのときの脂質含量は30%に達することも。
 これはマグロのトロに匹敵する量なのです。旬と言われる9~10月はまさに脂乗り抜群。
サンマが一生懸命蓄えたおいしい脂を逃すことなく味わいましょう!

           サンマに含まれる栄養素
 価格も安く、焼くだけでも美味しく食べることができるサンマは、古くから庶民の味覚として親しまれてきました。
同時に夏の疲れが残るこの時期にも「さんまを食べると元気になる」と栄養面でも高い評価を受けています。
では、サンマには具体的にどんな栄養素が含まれているのでしょうか。
 まずは、他の青魚にも多く含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。
EPAには、血液をサラサラにし、血栓を予防する作用があると言われています。
 血栓を予防することができれば、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防することができます。
一方のDHAは、脳に良い栄養素として有名ですよね。
DHAは脳細胞に行き渡り、脳内の細い血管にも弾力を与え、酸素や栄養素を全体に送ります。
さらに、体内の悪玉コレステロールを減らす作用もあります。
 そして、もう一つの注目すべき特徴は良質なタンパク質と、サンマに含まれるアミノ酸のバランスが、栄養素を体内に吸収され易くしているのです。
 他にも、ビタミンやカルシウム、鉄分なども豊富に含まれています。
特に精神を安定させたり、血液の循環をよくしたり、貧血を予防したりするビタミンB2は豊富で、その含有量は他の魚の3倍以上とも言われています。
眼精疲労やガン予防にも効くビタミンAも豊富です。
 上記のように、サンマは美味しいだけでなく、栄養分も豊富なんですね。


        サンマと大根おろしが合う理由
 サンマと言えば、大根おろしと一緒に食べるのがスタンダードですよね。
でも、これにもちゃんと理由があるのですよ!。
上記のような栄養素は、身の部分よりも血合いや内臓に多く含まれています。
しかし、苦味があるので内臓が苦手な人も多いと思います。
そこで効果を発揮するのが大根おろし。
 大根おろしには発ガン物質を抑える作用がありますし、苦味を抑えてもくれます。
さらに、大根おろしにはタンパク質を分解する酵素が入っているので、消化を促進すると同時にビタミンや鉄分の吸収もよくしてくれます。
大根おろしを一緒に食べるのは、きちんと理由があったんですね。
FIG2B  サンマと大根おろしの組み合わせが最高
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        サンマの選び方  
 サンマは、自宅でもグリルがあればすぐに焼くだけで調理ができるので、外食が多い人も手軽に食べることができるはずです。
サンマを選ぶときは、
・黒目の周りが透明なもの
・背中が青黒く光っているもの
・お腹がキレイな銀色で、丸く盛り上がっているもの
・身が反り返っているもの
・口先が黄色いもの
といったものを選ぶようにしましょう。

 特に、サンマは脂がのっているものほど傷みやすくなっています。
基本的には買ったその日に食べるようにして下さい。
もし、食べきれなかった時は、内臓を取り除いて冷凍して保存しておくとよいでしょう。
とは言っても、できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。
 後、アレルギーを持っている方は、食べすぎないように注意してくださいね。
特に鮮度のよくないものは、健康な人が食べてもじんましんが出たり、お腹を下したりすることもあるそうです。
アレルギー体質な人やお腹を下しやすい人は、一度に食べすぎないようにしましょう。

       ではおいしいサンマの食べ方を紹介しましょう

   cookpadから一部引用させてもらってます。
  サンマの塩焼きを極めよう!
買ってきた秋刀魚に塩を振って焼くだけでも、十分美味しい旬の秋刀魚ですが、ちょっと手間をかけて、もっと美味しくしましょう!

   材料 (一尾)
食卓塩(びん) 薄くまんべんなくかかる量
荒塩 見栄え良くパラパラとかける量
大根おろし お好きなだけ

1 買ってきたサンマは、流水でサッと、手で洗う。手で優しく身をこすりながら、ぬめりを落とすような気持ち   で。
2 鱗がないのもここで確認。(売られてる秋刀魚はほとんど鱗が取れているので、包丁でこそぐ必要はない)
3 振り塩をして、20分置く。これは、表面に塩をかけることによって、浸透圧の差で秋刀魚から水分を出さ   せるため。
4 これによって、表面の空気にさらされて酸化(劣化)された臭みのある水分が浮き出てくる。
  5 もう一つ、表面の水分が抜けることによって、身崩れを防ぐ役割がある。また、熱でタンパク質は固ま   るけど、塩分がそれを促進する
6 それによって、表面が素早く固まって、旨味を閉じ込めることが出来る。焼いて皮がずるむけになるのは、  ここが出来てないって事。
7 塩のかけ方 この工程は味を付けるのが目的ではないから、食卓塩のビンでまんべんなく振るのが簡    単、確実。全体に薄くでいい。
8 手に塩を取って30センチ離して全体に振る、って言うのは止めた方がいい。これで全体に均一に振るの  はかなり修行が必要(笑)
9 20分たったら、キッチンペーパーで浮いてきた水分を拭き取る。洗うより拭くだけがいい。ここでも優しく、  つぶさないようにね。

10 荒塩をパラパラと振る。 これは半分飾り塩の意味もあるから、まんべんなくと言うよりも、バラバラと、っ   て感じ
11 最後に、皮が裂けてむけないように、切れ目を入れて焼く!あとは様子を見ながら焼き上げるだけ。
焼 き 加減は写真ぐらいこんがり。
12 FIG3B サンマの一番おいしい部分 
fig3B.jpg

 皮と腹身のとこが味も脂も乗ってて1番美味い。食べ終わって残るのは、頭と中骨だけ、腹身の細い骨も 気 にしないで食べる!(笑)
13 内臓がほろ苦くて、こくがあり、一緒に食べるとすごく美味しいよ!食わず嫌いの人は試さなきゃ損です!(笑)

焼き方のコツは、中火でじっくり焼くこと。強火で短時間で焼くと、内臓が生っぽくて食べにくいです(笑)
旬の時期、何度もお世話になる秋刀魚。
周りの友達に聞くと、ただ塩を振って焼いてるだけの人が多いのと、皮がむけちゃうってぼやいてる人が多かったので、細かく説明をつけて書いてみました。

  サンマの刺身

 日本最大のサンマ産地・根室では「お刺身」が子どもたちに大人気!
寄生虫対策として行う「冷凍法」と楽しく簡単に刺身にできちゃうよ!
 FIG4B  サンマの刺身
fig4b.jpg

【材料】
サンマ1尾

【作り方】
1.一晩(24時間以上)冷凍しておいたサンマを、およそ15分、氷水解凍する。
爪が軽く入るくらいがさばきどき。
2.背びれと腹びれをはさみなどで取り除く。
3.肛門から背骨に向かって包丁を入れる。
4.包丁の向きを変え、頭に向かって包丁を入れ内臓部分を切り離す。
5.頭を背中方向に折り曲げ、頭についている皮を尾の方へ引きはがす。
6.背骨に沿って三枚におろす。
7.適度な大きさに切ったら完成。

  サンマのワタ焼き
FIG5B  サンマのハラワタ部分
fig5b.jpg

【材料】
サンマのハラワタ部分(刺身を作ったときに余った部分)

【作り方】
1.塩を適量振り、予熱を3分して温めたグリルへ入れる。
2.10分程度こんがり焼く。片面の場合は5分ずつ焼く。


部分引用:カラダカラ
http://www.karadakara.com/dict/recipe/season/sanma.html

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