スポンサーリンク
スポンサーリンク
足立美術館へ! 風雅なる名園を探索! [観光名所]
12月9日仕事が一服したので、休みを取って足立美術館に行って来ました。
FIG0 茶室の紅葉
FIG1 足立美術館入口
日々刻々と変化する庭園の眺めは、一期一会の美しさに満ち溢れていました。
写真に収めたのでどうぞご覧になってください!
足立美術館は、地元出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう)氏が1970年、71歳の時に開館しました。
創設者全康氏は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、91歳で亡くなるまで、庭造りに心血を注ぎました。
庭園は 「枯山水庭」をはじめとして、「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」など6つの庭園に分かれており、敷地面積が5万坪に及びます。
全康氏自らが、全国を歩いて庭石や松の木などを捜してきたといわれています。
また 専属の庭師や美術館スタッフが、毎日手入れや清掃を行っていて美しさが保たれています。
「庭園もまた一幅の絵画である」という全康氏の言葉通り、絵画のように美しい庭園は国内はもとより海外でも高い評価が得られています。
日本庭園における造園技法のひとつである借景の手法が採られており、彼方の山や木々までも取り込んで織り成す造形美は秀逸です。
四季折々には、さまざまな表情を醸出し、借景の自然の山々との調和はまさに生きた日本画ともいえるでしょう。
私達夫婦は、四季折々の表情を見せる庭園を探索する目的で、毎年5月の連休と、紅葉が美しい12月の初めには訪れることにしています。
特に12月初めは、紅葉がとても美しくて、赤く色付いた「もみじ」とまだ緑が残っている「もみじ」のコントラストが素敵で、それを目的に足を運んでいます。
足立美術館は、日本庭園だけでなく、何と言っても質量ともに総数130点にものぼる横山大観の作品が訪れる皆さんの心を引きつけています。
それらは圧巻で、足立コレクションの柱ともなっています。
大観のほかにも、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵しています。
美術館に入ると最初に出迎えてくれるのが、「歓迎の庭」花鳥風月を愛で、自然の四季を大切にする人々の心を優しく受け止めてくれます。
FIG2 歓迎の庭(1)
FIG3 歓迎の庭(2)
FIG4 歓迎の庭(3)
FIG5 歓迎の庭(4)
次に自然との調和が美しい足立美術館の主庭です。ロビーから主庭を見ると中央の立石は険しい山をイメージし、そこから流れる滝水がやがて大河となる雄大な趣をあらわしています。
FIG6 枯山水庭(1)
FIG7 枯山水庭(2)
FIG8 枯山水庭(3)
ロビーからさらに進むと、館内の床の間をくりぬいて、あたかも一幅の山水画がかかっているかの様にみえます!感動しました!
FIG9 生の掛け軸(1)
FIG10 生の掛け軸(2)
苔を主体とした京風の庭園があります。緩やかな曲線を描いた苔の緑と、白砂の白との対比が美しく、秋には紅葉の赤が一層彩りをそえてくれます。
FIG11 苔庭(1)
FIG12 苔庭(2)
館内の窓がそのまま額縁に、まるで琳派の絵を見ているかのように大小の木や石がバランスよく配置され、芝生が美しい。自然による絵画です。
FIG13 生の額縁
私たちの主目的は茶室の紅葉です!
FIG14 茶室
FIG15 茶室の紅葉(1)
FIG16 茶室の紅葉(2)
FIG17 茶室の紅葉(3)
FIG18 茶室の紅葉(4)
まだ紅葉してませんでした。
FIG19 廊下の紅葉
周囲との調和を考え、新しい感覚と伝統的手法を用いて作られた庭園です。優雅に泳ぐ鯉は見る人の心に安らぎを与えてくれます。
FIG20 池庭
横山大観の名作「白沙青松」をイメージして造られた庭園です。白砂の丘陵には、右に黒松、左に赤松を配置して対照的な調和美を生み出しています。
FIG21 白砂青松庭(1)
FIG22 白砂青松庭(1)
FIG23 苔庭の紅葉した裏山
名園と横山大観コレクション
関係者の話によると美術館を訪れる人々の多くが、「なぜ足立美術館にこれほど多くの横山大観の作品があるのでしょうか?」と質問されるそうです!
美術館を訪れる人々の第一の疑問であり、一番多く寄せられる質問だそうです。
また来館者の大半が、なぜこのような田舎にこれほど見事な庭園が、と半信半疑のような顔をされることが多いのだそうです。
「名園と横山大観コレクション」すなわち日本庭園と日本画の調和は、創設以来の基本方針となっているのです。
それは、日本人なら誰でも分かる日本庭園を通して、四季の美に触れることによって、その感動をもって横山大観という、日本人なら誰でも知っている画家の作品に接し、日本画の魅力に触れていただきたいと!
そして、まず大観を知ることによってその他の画家や作品に興味を持っていただき、ひいては日本画の美、すなわち「美の感動」に接していただきたいという、創設者 足立全康氏の強く深い願いがあってのことなのだそうです。
ここもみてね!
関連リンク先 : 妻の闘病記(悪性リンパ腫、劇症肝炎、生体肝移植、大腸癌)
FIG0 茶室の紅葉
FIG1 足立美術館入口
日々刻々と変化する庭園の眺めは、一期一会の美しさに満ち溢れていました。
写真に収めたのでどうぞご覧になってください!
足立美術館は、地元出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう)氏が1970年、71歳の時に開館しました。
創設者全康氏は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、91歳で亡くなるまで、庭造りに心血を注ぎました。
庭園は 「枯山水庭」をはじめとして、「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」など6つの庭園に分かれており、敷地面積が5万坪に及びます。
全康氏自らが、全国を歩いて庭石や松の木などを捜してきたといわれています。
また 専属の庭師や美術館スタッフが、毎日手入れや清掃を行っていて美しさが保たれています。
「庭園もまた一幅の絵画である」という全康氏の言葉通り、絵画のように美しい庭園は国内はもとより海外でも高い評価が得られています。
日本庭園における造園技法のひとつである借景の手法が採られており、彼方の山や木々までも取り込んで織り成す造形美は秀逸です。
四季折々には、さまざまな表情を醸出し、借景の自然の山々との調和はまさに生きた日本画ともいえるでしょう。
私達夫婦は、四季折々の表情を見せる庭園を探索する目的で、毎年5月の連休と、紅葉が美しい12月の初めには訪れることにしています。
特に12月初めは、紅葉がとても美しくて、赤く色付いた「もみじ」とまだ緑が残っている「もみじ」のコントラストが素敵で、それを目的に足を運んでいます。
足立美術館は、日本庭園だけでなく、何と言っても質量ともに総数130点にものぼる横山大観の作品が訪れる皆さんの心を引きつけています。
それらは圧巻で、足立コレクションの柱ともなっています。
大観のほかにも、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵しています。
美術館に入ると最初に出迎えてくれるのが、「歓迎の庭」花鳥風月を愛で、自然の四季を大切にする人々の心を優しく受け止めてくれます。
FIG2 歓迎の庭(1)
FIG3 歓迎の庭(2)
FIG4 歓迎の庭(3)
FIG5 歓迎の庭(4)
次に自然との調和が美しい足立美術館の主庭です。ロビーから主庭を見ると中央の立石は険しい山をイメージし、そこから流れる滝水がやがて大河となる雄大な趣をあらわしています。
FIG6 枯山水庭(1)
FIG7 枯山水庭(2)
FIG8 枯山水庭(3)
ロビーからさらに進むと、館内の床の間をくりぬいて、あたかも一幅の山水画がかかっているかの様にみえます!感動しました!
FIG9 生の掛け軸(1)
FIG10 生の掛け軸(2)
苔を主体とした京風の庭園があります。緩やかな曲線を描いた苔の緑と、白砂の白との対比が美しく、秋には紅葉の赤が一層彩りをそえてくれます。
FIG11 苔庭(1)
FIG12 苔庭(2)
館内の窓がそのまま額縁に、まるで琳派の絵を見ているかのように大小の木や石がバランスよく配置され、芝生が美しい。自然による絵画です。
FIG13 生の額縁
私たちの主目的は茶室の紅葉です!
FIG14 茶室
FIG15 茶室の紅葉(1)
FIG16 茶室の紅葉(2)
FIG17 茶室の紅葉(3)
FIG18 茶室の紅葉(4)
まだ紅葉してませんでした。
FIG19 廊下の紅葉
周囲との調和を考え、新しい感覚と伝統的手法を用いて作られた庭園です。優雅に泳ぐ鯉は見る人の心に安らぎを与えてくれます。
FIG20 池庭
横山大観の名作「白沙青松」をイメージして造られた庭園です。白砂の丘陵には、右に黒松、左に赤松を配置して対照的な調和美を生み出しています。
FIG21 白砂青松庭(1)
FIG22 白砂青松庭(1)
FIG23 苔庭の紅葉した裏山
名園と横山大観コレクション
関係者の話によると美術館を訪れる人々の多くが、「なぜ足立美術館にこれほど多くの横山大観の作品があるのでしょうか?」と質問されるそうです!
美術館を訪れる人々の第一の疑問であり、一番多く寄せられる質問だそうです。
また来館者の大半が、なぜこのような田舎にこれほど見事な庭園が、と半信半疑のような顔をされることが多いのだそうです。
「名園と横山大観コレクション」すなわち日本庭園と日本画の調和は、創設以来の基本方針となっているのです。
それは、日本人なら誰でも分かる日本庭園を通して、四季の美に触れることによって、その感動をもって横山大観という、日本人なら誰でも知っている画家の作品に接し、日本画の魅力に触れていただきたいと!
そして、まず大観を知ることによってその他の画家や作品に興味を持っていただき、ひいては日本画の美、すなわち「美の感動」に接していただきたいという、創設者 足立全康氏の強く深い願いがあってのことなのだそうです。
ここもみてね!
関連リンク先 : 妻の闘病記(悪性リンパ腫、劇症肝炎、生体肝移植、大腸癌)
スポンサーリンク
コメント 0