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アレルギー かゆみを伴う「アナフィラキシーショック」とは! [病気・健康に係る出来事]

先月末に叶姉妹の妹の美香さんが、「アナフィラキシーショック」で緊急入院
との報道が目に留まりました。

関係者からは、美香さんの容体を心配する声が上がっています。
関係者によると、最近美香さんは風邪をひいて、咳き込むことが続いていたが、
11月23日に呼吸困難な状態になり緊急入院したとの事。

医師から「命の危険もある」と告げられるほど重篤な状態で、急性アレルギー
反応の「アナフィラキシーショック」と診断されました。

倒れる前は大量の咳止めシロップを服用していたという。
FIG1M 叶美香、痛々しい
fig1m.jpg

彼女は自分の職業が、「トータルビューティーアドバイザー」
「トータルライフアドバイザー」と自称していて、50歳を過ぎた今も
あの美しいボディらいんを保っておられます。

「「アナフィラキシーショック」とはアレルギーの一種で、進行が速く、発症後
2時間以内に死に至ることもある怖い病気です。

・「アナフィラキシーショック」が起こるきっかけは?
 主にアレルゲンを食べる(飲む)、吸い込む事で起こります。

・「アナフィラキシーショック」はどこにあらわれるのか?
 全身に複数の臓器(皮膚、粘膜、呼吸器、消化器、循環器
など)にあらわれます。

  このアナフィラキシーによって、血圧の低下や意識障害などを引き起こし、
場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもあります。

 この生命に危険な状態を「アナフィラキシーショック」といいます。
FIG2M アナフィラキシーショック とは
fig2m.jpg

・「アナフィラキシーショック」の症状は?

 血圧が低下・・・ 意識が朦朧やがてなくなる・・・ほっておくと死に至る

 実はさかのぼること数年前に、私の妻も、CTスキャンの造影剤による
「アナフィラキシーショック」の恐怖体験しました! 

その為に、美香さんの出来事が他人事には思えなかったのです!
CT用造影剤は、臓器や病変の状態、血流状態をより鮮明に写し出す
ためのヨード製剤です。
CT検査にはなくてはならないものです

装置や対象部位、患者の状態などにもよりますが、成人の腹部をマルチスライス
CTで撮影する場合で90ml程度を造影剤自動注入装置で圧を加えて一気に
静脈に注入します。

 副作用として、かゆみや発疹・発赤、嘔気などの症状が現れる事が多い様
ですが、眩暈やしびれ、咽頭浮腫など、重篤な副作用の前兆とみられる症状が
現れることもあります。

ごくまれですが、免疫系の劇症反応である「アナフィラキシーショック」が起きると、
呼吸困難や血圧低下で死亡することもある様です。
妻の場合は、まさにこれでした!
 花粉症やアトピー等、アレルギー体質の人が副作用として発症し易いといわれる
のですが、その説を裏付けるデータはいまのところありません。

妻の場合は、過去数度CT検査を受けており、造影剤の経験があったにも
関わらず発症したのでした。
副作用の発生は防ぎようがなく、迅速に対処できる体制を充実させるしかないのが
現状の様です。

  妻は「悪性リンパ腫」の経過観察の為に午後3時ころ撮影がスタートして1時間ほどで
無事終了となりました。
その後,元気で自分で車を運転して帰宅しました。

私が会社を出て帰宅したのは午後7時過ぎだったと思います。
いつもは、この時間帯は明々と電気がついているのですが、帰宅したとき真っ暗だった
のでどうしたのかな?と思い門燈を付けて中に入りました。

あれー!誰もいないのかな?と思い、奥の部屋に入ると、妻が布団の中で
横たわっていました。
「どうしたの?」と聞くが「しんどい!」と言うのがやっとでした。

血圧を測ると、上も下も60前後で、明らかに異常値を示しておりましたが、このと時は
血圧計が故障したのだろうとしか思ってみませんでした。

何はともあれ、すぐ救急病院へ連れて行くことにしました。
  救急病院で受け付けを済ませて診察を待っている間にも、それとなく様子がおかしい!
幸いにも、すぐ先生が見てくださって、即入院と成りました。

このことで感じた事ですが 「造影検査中、技師は撮影画像に集中しがちですが、患者
の状態に変化がないか十分な注意を払う必要があるのでは」と、ふとそう感じました!

妻の場合、私の帰宅がもう少し遅かったら・・・救急病院がすぐ近くになかったならば・・・
 如何なっていたかわかりません!!
FIG3M アナフィラキシーの重症度
fig3m.gif

ここもみてね!
   関連リンク先 : 妻の闘病記(悪性リンパ腫、劇症肝炎、生体肝移植、大腸癌)







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